Newsお知らせ

シンポジウム「創基151年 学校教育に影響を与えてきた本学の役割の軌跡」を開催

創基151年開学50周年記念式典

9月24日、シンポジウム「創基151年 学校教育に影響を与えてきた本学の役割の軌跡」を、筑波大学東京キャンパスにて開催しました。
師範学校からの伝統を受け継ぐ筑波大学は、151年の間、全国的に学校教育に関する発信を続け、影響を与えてきました。本シンポジウムでは、師範学校から東京高等師範、東京文理科大学、東京教育大学、筑波大学が学校教育へ果たした役割について、教育学(体育、芸術を含む)、歴史学、障害科学(特別支援)、附属学校などの観点から話題を提供するとともに、附属学校の役割をふまえながら、これからの筑波大学の学校教育へのかかわり方について考えることを目的としました。

第1部では、「151年の師範学校からの軌跡」をテーマに、パネラーとして、大庭大輝(附属高等学校主幹教諭)、大谷 奨(人間系教授)、大林 太朗(体育系助教)、米田 宏樹(人間系教授)、田中 友香理(人文社会系助教)にご登壇いただき、附属学校、教科教育、学校体育、障害科学、アーカイブズのそれぞれの立場から、師範学校から筑波大学にいたるまでの過程で日本の学校教育に与えた影響を述べるとともに、歴史的な観点から本学の役割をどのように位置付けるかについて考えました。【進行役:大谷 奨(人間系教授)】

第2部では、2時間ほどのミニツアーにより師範学校からのゆかりの地を巡りました。参加者は、2班に分かれて、東京キャンパスの周辺を新旧地図を用いながら、高等師範から現代までの変化の説明を受け、高等師範から東京教育大学時代までの名残をみいだしてもらいました。さらに、木村 範子(人間系・附属学校教育局講師)、山口 正(元附属中学校副校長)から、附属学校の貴重な展示資料について説明を受け、その歴史的な意義等を理解することができました。【進行役:井田 仁康(人間系長)】

第3部では、「これからの筑波大学の教育界での役割」をテーマに、大谷 奨(人間系教授)、井田 仁康(人間系長)とともに、これからの筑波大学の学校教育に対する貢献のあり方について議論を深めました。参加者からは、本学の役割に対する期待や課題が寄せられるなど、大変有意義な機会となりました。【進行役:濱田 博文(人間系教授)】

創基151年開学50周年記念式典
創基151年開学50周年記念式典

関連リンク